社会人アメリカンフットボール日本一を争うXリーグが、開幕した。

 ファーストステージは、3地区に6チームずつが参加する1次リーグ。東地区では富士通が76-7で明治安田に圧勝した。

 昨季、悲願の日本一に輝いた富士通は、優勝の立役者QBキャメロンが第1Qに4連続TDパスを成功させ、一気に28-0として勝負を決めた。

 キャメロンは試合開始早々、役者の違いを見せた。開始早々、いきなり第4ダウンギャンブルを選択すると、2分25秒にロングパスをキャッチしたWR中村がそのまま左エンドゾーンに走り込み、32ヤードのTDを決めた。

 藤田智ヘッドコーチは「他も強くなっているので、去年より積極的に攻める意識でやった」と早くも10月17日のオービック戦(午後2時、富士通スタジアム川崎)をにらんでいた。