リオデジャネイロ五輪予選を兼ねた新体操の世界選手権に出場した日本代表「フェアリージャパンPOLA」が15日、開催地のドイツから帰国し、都内で会見した。

 個人総合では皆川夏穂(18)が15位で、日本に個人で3大会ぶりとなる五輪出場枠「1」を獲得。団体は5位で3大会連続となる五輪出場を決めた。団体では上位との差も少なく、五輪のメダル圏内に入ってきた。10年からロシア人コーチを招聘(しょうへい)し、13年3月からは皆川らの拠点をロシアに移すなどの強化策が実った躍進に、山崎浩子強化本部長は「日本がメダルを狙える位置にいることがアピールできた。リオでのメダル獲得へスタートラインに立てた」と手ごたえを感じていた。