男子100メートル自由形決勝で、中村克(イトマン東進)が48秒25の日本新記録で優勝した。個人種目での派遣標準記録突破はならなかったが、上位4選手は400メートルリレーの代表に決まった。

 2位は塩浦慎理(イトマン東進)、3位は小長谷研二(岐阜西SC)、4位は古賀淳也(第一三共)。

 中村は「日本記録を更新してリレーの派遣も突破してうれしいが、自分の記録はもっと上を目指していた。でも4人で出られるのでうれしい」。塩浦は「(前半飛ばしたのは)イメージ通りのレース。リレーで世界に通用するのは分かっている。すごく楽しみ」。小長谷は「48秒台で泳がなきゃと思っていた。届かなかったがしっかり最後まで泳ぎきれた」古賀は「ちょっと複雑。でも五輪で活躍するために努力してきた。結果に結び付いてうれしい」と喜んだ。