柔道のマスターズ大会(27~29日・メキシコ)に出場するリオデジャネイロ五輪代表8選手が23日、成田空港を出発し、五輪2連覇を目指す女子57キロ級の松本薫(ベネシード)は「優勝するのは普通のこと。最後に試合をしたのは日本人なので、外国人相手の柔道に切り替えたい」と本番前最後の実戦を待ち望んだ。

 マスターズ大会は五輪、世界選手権に次いで格付けが高い。原則として世界ランキング16位以内が出場するが、男子100キロ超級で世界選手権7連覇中のテディ・リネール(フランス)は欠場予定。

 女子代表で78キロ級の梅木真美(環太平洋大)は左膝、70キロ級の田知本遥(ALSOK)は首の故障で出場を取りやめた。