男子テニスの国別対抗戦デビス杯(デ杯)日本-ウクライナ戦(16日開幕)を前に14日、会場となる大阪の靱(うつぼ)テニスセンターで記者会見が行われた。

 リオデジャネイロ五輪で銅メダルを獲得し、全米オープン4強の錦織圭(26=日清食品)は前日13日に帰国。「(状態は)そんなに悪くない。疲れはあるけれど、試合まで2日あるのでしっかり調整すれば問題ない」と語った。

 錦織にとって、靱でプレーするのはプロ転向後初。「懐かしいという感じ。大阪はなかなか試合がないと来ない。(好物の)たこ焼きは…まだ食べてないです」と場を和ませた。日本は他に杉田祐一、西岡良仁、ダニエル太郎が出場。今回は今年3月の同杯英国戦で敗れたため、ワールドグループ残留をかけてウクライナと入れ替え戦を戦う。16日にシングルス2試合、17日にダブルス1試合、18日にシングルス2試合(3戦先勝)が予定されている。