世界選手権に出場した18歳の小山陽平(北海道・双葉高)が2回とも最速タイムをマークして合計2分17秒51で、日本勢のアジア大会の男子アルペンとしては07年長春大会(中国)で大回転、回転2冠の生田康宏以来2大会ぶりの金メダル獲得となった。

 成田秀将(ミキハウス)は2秒73差の3位。松本達希(早大)は5位、若月隼太(新潟・八海高)は1回目で途中棄権した。

 優勝の小山は「1回目は自分の滑りに集中できたが、勝ちが見えた2回目は少し力んだ。でも2回ともうまくまとめられたのは良かった」と振り返った。