リオデジャネイロ五輪競泳男子400メートル個人メドレー銅メダルの瀬戸大也(22=JSS毛呂山)が、4月からANAとの所属契約に向けて最終調整に入っていることが13日、分かった。

 交渉は細部の詰めを残すが、今月末にも発表される見通しとなった。ANAは20年東京五輪オフィシャルパートナーで、フィギュアスケート羽生結弦(22)や卓球福原愛(28)が所属。最高級の支援を受けて、早大卒業後の第1歩を踏み出す。

 ◆瀬戸大也(せと・だいや)1994年(平6)5月24日、埼玉・入間郡生まれ。6歳の時に水泳を始める。埼玉栄高時代は高校総体で3年連続個人メドレー2冠を達成。高校3年だった12年ロンドン五輪は落選した。13年4月から早大に進学。13、15年世界選手権では男子400メートル個人メドレー金メダル。昨夏のリオデジャネイロ五輪は同種目で銅メダルを獲得した。400メートル個人メドレーの自己ベストは、日本歴代2位の4分8秒47。家族は両親と妹。174センチ、75キロ。