世界9位の錦織圭(27=日清食品)が、準々決勝を前に、センターコートで約40分ほど軽く練習した。

 いつもの試合前の練習と同じで、各ショットの感覚を確かめることで練習を終えた。動きだけを見れば、左股関節付近に出ているとみられる痛みは少なそう。1日の休養が良かったのか、4回戦前よりもスムーズに動けていた。

 錦織は、33年佐藤次郎(故人)以来日本男子84年ぶりの大会ベスト4入りをかけ、世界1位のマリー(英国)と対戦する。対戦成績は錦織の2勝8敗。昨年の全米準々決勝では、錦織がフルセットの末に勝った。