違法賭博問題による試合出場停止処分が解けたバドミントン男子の桃田賢斗(NTT東日本)が、男子シングルス予選1回戦で約1年3カ月ぶりに国際大会に復帰し、カナダ選手を21-12、21-8のストレートで下した。

 元世界ランキング2位の桃田は、同僚選手とともに違法カジノ店で賭博をしていたことが昨年4月に発覚して処分を受け、メダル獲得が有望視されていた昨年のリオデジャネイロ五輪に出られなかった。国内大会は5月の日本ランキングサーキット大会で復帰し、優勝した。