女子78キロ級はアギアルが梅木真美との決勝を制し、2度目の優勝。「厳しい練習が報われて幸せ」と声を弾ませた。

 努力の成果が出た。梅木の強力な寝技を封じたが「実は寝技が弱点だった。この1年、柔術の師範に週3回、特に寝技の防御を学んで、対処には自信があった」と明かした。左組みだが、最後は右からの小内刈りで決着。「よく練習している技。試合中もいつ使うか、ずっと考えていた」と胸を張った。

 五輪は2大会連続で3位。日本が大好きという26歳の実力者は「今の目標は東京五輪での金メダル。自信はあるし、今から楽しみ」と笑った。