10月2日に開幕する体操の世界選手権に向けた男子の本会場練習が29日、モントリオールで始まり、日本代表各選手が会場の雰囲気や器具の感触を確かめた。

 2013年大会のあん馬を制した亀山耕平(徳洲会)は、予選で実施する演技構成を最後まで通しきった。それでも「感覚がしっくりきてなかった」と細部の出来には納得がいかないようだった。

 久々に戻ってきた大舞台に「うれしい。貴重な体験だと思う」と充実感を感じている。「油断と慢心はしないようにしたい」と予選に向け気を引き締めた。