IBMが、アサヒ飲料に完封勝利した。IBMは4勝2敗、アサヒ飲料は2勝4敗でリーグ戦を終えた。

 アサヒ飲料は、第1クオーター(Q)終盤にエンドゾーン前まで進すすむと、第2Q始めにK西岡慎太朗が25ヤードFGを試みたが失敗した。IBMは同8分44秒、K佐藤敏基が22ヤードFGを決めて先制し、3-0で前半を折り返した。

 IBMは第4Q52秒にRB末吉智一が中央へダイブし、1ヤードTDランを決めてリードを広げた。

 反撃に出たいアサヒ飲料は、QBアレックス・ニズナックのパスとRB巽豊のランでエンドゾーン前まで進んだ。しかし、最後はTDを狙ったQBニズナックのパスがインターセプトされ、無得点で終わった。

 IBMの山田晋三ヘッドコーチは「けが人が多かったけど、何とか勝ちきれた」と安堵(あんど)の表情。前節21日LIXIL戦で26-27と逆転負けを喫してから約1週間。「何とか立ち直って、目の前の相手に集中できた。期間を空けるより、すぐに試合になって気持ちも吹っ切ることができた」と振り返った。