日本スポーツ振興センター(JSC)による「ナショナルタレント発掘・育成プログラム五輪・パラリンピック一体型合同トライアル」が、25日から2日間に日程で都内の国立スポーツ科学センターで始まった。全国規模で将来性豊かなアスリートを見いだし、適性に応じた競技・種目の選定や競技団体への育成ルートをつなぐ機会を提供するもの。今回が14回目で、五輪・パラリンピック両分野が同会場・内容で行われるのは始めて。

 第1日は五輪対象35人(女性16人)、パラ対象9人(同4人)が参加。五輪8、パラ1競技団体の関係者が見守る中で30メートルダッシュ、垂直跳び、反復横跳び、ワットバイクなどのメニューを消化した。26日には五輪・パラ合わせて約80人が参加予定。競技団体別のトライアル合格者は12月中旬までに決まる見込み。