ワールドカップ(W杯)第3戦が開幕し、女子3000メートルで高木美帆(日体大助手)が3分57秒09の日本新記録をマーク、この種目の日本勢で初めてとなる優勝を果たした。

 2002年に田畑真紀が出した日本記録を3秒92も塗り替えた。W杯は1000メートル、1500メートルと合わせて通算5勝目。

 押切美沙紀(富士急)は4分4秒68で12位、松岡芙蓉(富士急)は13位。格下のBクラスで菊池彩花(富士急)は4分1秒89で2位だった。

 男子5000メートルのBクラスで一戸誠太郎(信州大)が6分12秒80の日本新をマークし4位となった。直前にウイリアムソン師円(日本電産サンキョー)も従来の記録を更新する6分18秒74で滑った。これまでの日本記録は07年に平子裕基が出した6分21秒98。