体操男子の内村航平(29=リンガーハット)が7日、成田空港からオーストラリア合宿へと出発した。

 寒さが苦手で、冬は関節が動きにくくなるという内村にとって、温暖地での合宿は「やってみたかったことNO・1」。佐藤コーチが過去にブリスベンで指導者の勉強をしていた縁から実現し「良かったら、毎年恒例にしていきたい」と話した。昨年10月の世界選手権で痛めた左足首はほぼ回復しており、10日間の合宿では「追い込んで(体の)反応を3段階ぐらい上げたい」。また、鉄棒、平行棒、つり輪の3種目を重点的に磨くと明かした。