フィギュアスケート女子で平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)に出場する坂本花織(17=シスメックス)が22日、台湾・台北アリーナで4大陸選手権(24日開幕)の公式練習に臨んだ。

 ショートプログラム(SP)の「月光」をかけた練習では、連続3回転ジャンプの後半のトーループが1回転になるなど精彩を欠いたが、時間ギリギリまで滑り込んでコンディションを整えた。

 会場は昨年3月の世界ジュニア選手権で3位に入り、今季からのシニア転向への決め手となった縁起の良い場所。10カ月ぶりに戻り「リンクの感覚は世界ジュニアでやっているので大丈夫。後は自分がここ(の氷に)に慣れられるか」とニッコリ。「次がオリンピックなので、(五輪に)自信を持っていける試合にしたいです」と24日のSPを見据えた。