男子C組で張本智和(14=エリートアカデミー)、水谷隼(木下グループ)、松平健太(木下グループ)で挑んだ日本は、2勝1敗で並んでいた台湾と対戦し、3-0で勝利し、決勝トーナメント進出を決めた。

 前日のエース対決で敗れた水谷は「気持ちを切り替えるのは大変だったが、勝ててほっとしている。このプレーを続けていきたい」と力を込めた。

 前日のイングランド戦で1-3で敗れた悪夢がまるでうそのように、日本の3選手が躍動した。1番手の張本は、13年世界選手権ダブルスの覇者と対戦。第1ゲームこそ落としたが、そこから別人に変貌。3ゲームを連続で奪い大逆転した。続く水谷隼も相手をまったく寄せ付けず3-0のストレート勝ち。3番手の松平健太も3-1で勝ち、3勝1敗とした。張本は「凡ミスを少なくしていこうと思った。いい形でつなげられた」と満足げに話した。2日はシンガポールと対戦する。

 女子で既に決勝トーナメント進出を決めている日本はB組で伊藤美誠(スターツ)、石川佳純(全農)、平野美宇(日本生命)が出場してオーストリアを3-0で下し、4連勝で同組1位が確定。決勝トーナメントは1回戦が免除され、準々決勝から出場する。