バドミントン国・地域別対抗戦男子トマス杯、女子ユーバー杯(5月20~27日、バンコク)の日本代表が16日、羽田空港から出発した。

 14年以来2大会ぶりの優勝を狙う男子は、今年から代表復帰した桃田賢斗(23=NTT東日本)が第1シングルスとして、各国のエースと戦う。前回の優勝メンバーでもある桃田は「あの時は、やりたいように、伸び伸びやっていた」と振り返り、「今回はそういうわけにはいかない。第1シングルスとして、みんなを引っ張っていけるように自分の試合をみて、チームメートが奮起してくれるように頑張りたい」と意気込んだ。

 戦力の厚い女子も、37年ぶりの優勝に期待がかかる。主将を務める女子ダブルス高橋礼華(28=日本ユニシス)は「誰が出ても強い。他のチームと比べ選手はそろっているが、それがプレッシャーになってもいけない。目の前のことに集中していきたい」と1戦1戦大事に戦う姿勢を示した。