プロバスケットボールBリーグ1部の三遠ネオフェニックスが、大型補強に成功した? 俳優でタレントの副島淳(34)がこのほど、今月に行われるホーム試合の応援アンバサダーに就任した。「ブースター(チームのファン)は熱い人が多いと思うので、一緒にチームを盛り上げていきたいですね」と声を弾ませた。

中1から大学卒業まで10年間プレーするほどのバスケ好き。2016年のBリーグ開幕以降、会場やインターネットで試合を観戦し続けていた中、今年1月に三遠からのオファーを受けた。「すごくうれしくて、すぐに飛びつきました」。千葉県柏市立柏高時代に、現日本代表で三遠の太田敦也(34)とチームメートだったことから「敦也つながりでこの話が来たんだなと思った」という。だが実際は、元NBA選手でチームの中心であるジョシュ・チルドレス(35)と同じアフロヘアがきっかけだったと知り、「その時ほどアフロにしていて良かったと思ったことはない!」と強調。白い歯を見せた。

10日のアルバルク東京戦(豊橋)と30日の新潟アルビレックスBB戦(浜松)に来場予定。当日のハーフタイムには、来場者へのプレゼントを懸けたフリースロー一本勝負「副島チャレンジ」に挑む。「外したらプレゼントなしなので、かなり緊張してます。練習では20本連続で外しました」と不安をのぞかせたが、試合に向けては「勝ったら喜んで、負けたら悔しがる。ブースターとともに一喜一憂して、気持ちを共有したいです」と力説。身長195センチの大きな体に力を込めた。【河合萌彦】

◆副島淳(そえじま・じゅん)1984年(昭59)7月18日、東京都生まれ。米国人の父と日本人の母を持つ。中学からバスケットボールを始め、3年時には千葉県選抜入り。市柏高では三遠のC太田敦也とともにプレーし、3年時に全国大会で夏8強、冬16強入りに貢献。東京成徳大卒業後からアフロヘアになり、俳優として主に舞台で活動。見た目は外国人なのに中身は日本人というギャップで人気。