五輪2連覇の羽生結弦(24=ANA)SP109・60点で首位発進した。9月のUSインターナショナルで優勝した田中刑事(24=倉敷芸術科学大大学院)同80・11点で5位だった。 2位は同89・05点のカムデン・プルキネン(19=米国)、3位は同84・08点のナム・グエン(21=カナダ)が入った。
羽生結弦
4S/3A/4T+3T/FCSp/CSSp/StSq/CCoSp
冒頭の4回転サルコーは華麗にジャンプし着氷。トリプルアクセルも着氷した。4回転-3回転トーループの連続ジャンプは最初のジャンプで少しバランスを崩したがこらえ、3回転も着氷した。ダイナミックなジャンプと小刻みに刻むステップを披露した羽生は演技後、リンクにたくさんのプーさんのぬいぐるみが投げ込まれ笑顔を見せた。
田中刑事
3A/4S/FCSp/CSSp/3Lz+3T/StSq/CCoSp
冒頭のトリプルアクセルは着氷。予定していた4回転サルコーは3回転。また連続ジャンプの2つ目のジャンプでも3回転トーループが2回転になった。演技後は首を振り悔しそうな表情をした。
<SP成績>
順位 | 選手 | 得点 |
---|---|---|
1 | 羽生結弦 | 109.60 |
2 | カムデン・プルキネン | 89.05 |
3 | ナム・グエン | 84.08 |
4 | デニス・バシリエフス | 84.01 |
5 | 田中刑事 | 80.11 |
6 | アンドレイ・ラズキン | 78.99 |
7 | ジュリアン・ジー・ジエ・イー | 75.64 |
8 | ニコラ・ナドー | 75.22 |
9 | マッテオ・リッツォ | 70.12 |
10 | パウル・フェンツ | 66.32 |
11 | ローマン・サドフスキー | 65.29 |
12 | ブレンダン・ケリー | 56.75 |
<出場選手と滑走順>
<第1グループ>
ジュリアン・ジー・ジエ・イー(22=マレーシア)
ローマン・サドフスキー(20=カナダ)
ニコラ・ナドー(22=カナダ)
アンドレイ・ラズキン(21=ロシア)
パウル・フェンツ(27=ドイツ)
ブレンダン・ケリー(24=オーストラリア)
<第2グループ>
田中刑事(24=倉敷芸術科学大大学院)
ナム・グエン(21=カナダ)
カムデン・プルキネン(19=米国)
羽生結弦(24=ANA)
マッテオ・リッツォ(21=イタリア)
デニス・バシリエフス(20=ラトビア)