【メルボルン20日=吉松忠弘】世界ランキング71位の西岡良仁(24=ミキハウス)は同40位ラスロ・ジェレ(セルビア)に6-4、3-6、6-2、7-6で破り、2回戦に進出した。

「タイトな試合だった。五輪出場権もかかっているため、少し硬くなった。勝ちを拾えて良かった」。

ランク上では格上の相手だったが、得意のハードコートで躍動。第2セットこそ奪われたものの、第3セットは開始から4-0とリードを奪うなど圧倒した。 今大会はエース錦織圭が欠場する。現在、世界71位。17年に左ひざをケガした時の自己最高位58位を抜くのが、当面の目標。それには、まだ2回戦の壁を突破したことがない4大大会での活躍が必須。さらに世界ランクの最高位更新が、東京オリンピックの代表にもつながる。世界ランクで日本人2番手の西岡の上位進出に期待が高まる。

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