個人戦71キロ級で大滝北斗(北越3年)が3回戦に進出した。初戦2回戦は内海智大(仙台城南3年)にフォール勝ち。立ち上がりで相手を崩すと、そのまま組み伏せてフォール。「うまく懐に入ることができた」と開始57秒で決着をつけた。昨年の国体グレコ71キロ級3位で、今年は全国制覇を期待された逸材は進路を消防士に定めた。競技としてレスリングをするのは今大会が最後。「楽しんで戦いたい。まずベスト8を目指す」と3回戦から始まる11日、最高の思い出を作るためにマットに立つ。

団体戦・準々決勝では県勢では97年(平9)新潟工以来23年ぶり8強入りした八海が4連覇を達成した日体大柏(千葉)に0-7で敗れた。【斎藤慎一郎】