レスリングの全日本選手権は17日に駒沢体育館で開幕し、来年3月末に予定される東京五輪アジア予選に出場する2選手が優勝を逃した。

男子フリースタイル125キロ級の田中哲矢(28=自衛隊)は決勝で1-3で敗れて2連覇を逃し、「場外際で焦りが出た」とうなだれた。グレコローマンスタイル97キロ級の奈良勇太(警視庁)は準決勝で負け、5連覇を逃す3位。「(予選に)1位じゃなくても派遣してもらうのを心に置いてしっかり取り組みたい」と反省した。