ラグビー、トップリーグ(TL)のサントリーに新加入したニュージーランド代表のボーデン・バレット(29)が6日、都内で入団会見を行い、日本文化の魅力を語った。

19年W杯では日本に40日以上滞在し、家族とともに昨年末に来日した。コロナ禍で苦しい日々が続くが、「東京の印象は良い。日本食の新鮮さにも驚いているし、刺し身、すし、豚骨ラーメン、焼き肉はすごく好き。仲間たちに食事を誘ってもらっているが、コロナ禍で行けてないのが現状」と笑みを浮かべた。

会見では「お願いします、ありがとう、おはよう…」などと覚えた日本語も披露。現在は、日常会話がスムーズに話せることを心掛けているという。生活する上で日本のおもてなしにも感銘を受けていることを明かし、「次回はもっと面白い日本語を披露できるように準備したい」と報道陣の笑いも誘った。

19年W杯では主にFBを務めたが、自身が最もこだわるのはSOと明言。サンゴリアスの背番号「10」のジャージーを手にし、16日のトヨタ自動車(豊田)との今季開幕戦に向け「もちろん先発を狙っているし、チームの優勝に貢献したい」と意気込みを示した。