東京が琉球に0-3のストレート負けを喫し、3連覇を逃した。主将の水谷隼が首のけがで欠場したことが響き、第4試合に控えた張本智和に出場機会が回らなかった。東京オリンピック(五輪)代表2人に出番がなく、3試合ともフルゲームの拙戦になったが、すべて競り負けた。

張本は「結果的に完敗でした。シーズン後半、4、5番で2点取るパターンで来ていた。『なんとかつなぐから』と言われて、準備してました。あとは選手を信じて見守ってました」と無念の表情で振り返った。

邸建新監督は、水谷の起用を断念したのが2日前だったと明かし、「オーダー的にも難しかった。1試合でも勝てば、張本のビクトリーマッチ(第5試合)まで持っていけたと思う」と述べた。