16年リオデジャネイロ五輪の7人制日本代表ヘッドコーチで4位に導いた摂南大の瀬川智広監督(50)が、就任2年目でリーグ初勝利を飾った。

26-27と1点を追う後半26分、ゴール前で右に展開して元日本代表パティリアイさんを父に持つヴィリアミ・ツイドラキ(4年=ラトゥナブラ)が逆転トライ。昨季は新型コロナウイルスの影響で8チームを2つに分けてのリーグ3試合と、順位決定戦1試合にとどまり、全敗でシーズンを終えていた。チームとして2年ぶりの勝利を、昨季4位の関西学院大から挙げた。

今季は開幕節の京産大戦が延期となり、摂南大にとってはリーグ初戦。全国大学選手権2連覇を目指す天理大が近大に敗れるなど、勢力図が塗り替えられつつある関西リーグで、注目を集める存在となりそうだ。

関西学院大は開幕2連敗となった。