日本のオリンピック・ムーブメントの発信拠点として19年9月に開館した日本オリンピックミュージアムが、東京五輪パラリンピック大会コーナーを新設。常設展示を更新し、一般公開に先立ち、23日、報道陣に公開された。

新設された東京2020大会コーナーには、新型コロナウイルスの世界的な流行で、五輪史上初めて延期となり、無観客開催となった前例のない大会の様子を、写真や実物資料を交えて紹介している。

また、聖火リレーの各大会のトーチや、メダルの展示も、東京五輪パラリンピックのものを加えて、展示を更新した。

開館からコロナ前の20年2月までは、入場者は右肩上がりで、1日平均3000~4000人ほどが訪れた。しかし、現在は、感染症対策として、1日の入場者制限を800人としている。

開館時間は午前10時~午後5時。一般公開の入場料金は、一般500円(全て税込み)、65歳以上400円。高校生以下は無料だ。