世界ランキング7位の日本が、21年のVNL覇者で同2位のブラジルを3-2で破り、破竹の開幕7連勝を飾った。
主将の石川祐希(27=ミラノ)がチーム最多27得点で歴史的勝利に導いた。
同国に対しては、公式戦30年ぶりの勝利。1993年7月のバレーボール・ワールドリーグ(現VNL)予選リーグ以来の勝ち星を挙げた。同年から続いていた連敗も29で止めた。
試合後の石川との一問一答は次の通り。
-30年ぶりにブラジルに勝利した。まずは試合の感想を
「3対2という結果でしたけど、ブラジル相手にしっかり勝ち切ることができたので、安心しています。2セット目を取ってから2セットを取られるという苦しい展開にはなりましたけど、そこで入った選手が、しっかり活躍してくれたのかなという風に思います」
-最後、1点を取り切れた要因は
「チャンスが何回もあったというところと、個人的には最後の1点をミスしてしまったので、そこは課題だという風に思いますし、相手も、あそこで腕を引いてきたので、まあ相手にやられたなという風に思います」
-どんどん強くなっている日本バレー。その要因はどこに
「はい、世界を経験している選手が確実に増えてきているというのと、それがベースになってきていることが1つ、日本の強さだという風には思いますし、今の日本チームは誰が出ても同じバレーをするというテーマで戦っているので、今日に関しては、スタメン、西田選手に代わって宮浦選手が出ましたけど、まあ前半は少し、なかなか乗り切らないところではありましたけど、ああいった最後のセットでしっかり彼の強さを見せてくれたので、出た選手が、今日に関しても、名古屋ラウンドでもそうですけど、力を発揮してくれていることが今の強さだと思います」
-1日空いてアルゼンチン戦。意気込みを
「はい。アルゼンチンも非常に今、いいバレーをしていて。昨日もフランスに3-1で勝って、乗っているチームなので、まずは1日しっかりとレストを取って、またベストコンディションで臨めるように準備していきたいなと思います」
◆日本のブラジル戦 最後に勝ったのは93年7月のワールドリーグ(現ネーションズリーグ)予選リーグで、当時も3-2だった。メンバーは前日本代表監督の中垣内祐一や元日立監督の松田明彦ら。その後は公式戦では2セットを奪うことすらままならず。昨年6月、ついに親善試合で3-0の勝利を収めたが、公式戦では7月VNL、8月世界選手権ともに善戦しながらもストレート負け。93年から29連敗を喫していた。
◆パリ五輪への道 出場枠は開催国フランスを含む12。9~10月に開催される五輪予選「ワールドカップバレー」は、世界ランキング上位24カ国が8カ国ずつ3組に分かれ、日本など3都市で対戦。各組上位2カ国が出場権を得る。ここで獲得できなかった場合は、五輪予選で出場権を獲得した6カ国とフランスを除く世界ランキング上位5カ国が出場権を得る。日本が出場権を逃した場合は、ランキングのために来年のネーションズリーグに出場し、ポイントを重ねていくことが必要となる。


