クボタスピアーズ船橋・東京ベイ(東京ベイ)の先発SO岸岡智樹(26)が、冷静なかじ取りで存在感を示した。

昨季のリーグワン初優勝に大きく貢献した元オーストラリア代表SOバーナード・フォーリー(34)、元日本代表CTB立川理道主将(34)らを欠く中、南アフリカ出身のCTBリカス・プレトリアス(25)やウェールズ代表FBリアム・ウィリアムズ(32)らと積極的に意思疎通を図った。

8-21の後半7分にWTB山崎洋之(25)の反撃のトライを演出するなど、長短のパスを駆使。相手のチーフス(ニュージーランド)は世界最高峰スーパーラグビー(SR)パシフィックで昨季準優勝ながら、4日の埼玉パナソニックワイルドナイツ戦で14-38と完敗。前戦の結果を踏まえて「緊張はチーフスの方がある。会場の雰囲気を含めて、コントロールしていこうと思った」と振り返った。

今季は大阪・東海大仰星高(現東海大大阪仰星)以来となるSHで、リーグ戦に出場。チーム内で故障者が続出したことによる挑戦を経て「フィットネスだったり、視野に余裕ができて落ち着いてプレーができたり、9番(SH)をやっていて良かったところもある」とうなずく。リーグ戦は24日の花園近鉄ライナーズ戦(大阪・花園ラグビー場)で再開。確かな自信を胸に、2連覇を目指すチームを前進させる。【松本航】