36年ぶりの自力出場でパリオリンピック(五輪)に臨むハンドボール男子日本代表の東江雄斗(30=ジークスター東京)が、4月に再就任したカルロス・オルテガ監督(52)との関係性について明かした。
10日、都内の味の素NTCで練習を公開。1月に行われたアジア選手権で主将を務めるなど「彗星(すいせい)ジャパン」を率いてきたベテランは、「発表された時はうれしかった」と指揮官を歓迎した。
「分析家」と評する監督との出会いは突然だった。早大に在籍していた15年。アジア選手権前に緊急招集され、翌年の世界選手権もともに戦ったという縁がある。「覚えてくれているかわからないけど(笑い)、会ったら『久しぶり』と言いたい」と、再度の共演に胸を躍らせた。
一方で、今年2月に突如退任を発表し、クロアチア代表監督に就任したダグル・ジグルドソン氏(51)について、「長い間一緒に戦って、成長させてもらい感謝している。ただ、パリまで一緒に戦いたかった」とポツリ。パリ五輪の初戦はそのクロアチアが相手だ。「戦えるのが楽しみ。日本の戦い方を知ってるだろうけど、それを上回る準備をしてギャフンと言わせたい」と淡々とした口調で決意を示した。
東京五輪に続き2度目の五輪となるパリ。「前回はけがもあったし、無観客だった。今回はみんなと喜びを共有できるように」。熱い闘志を胸に、両監督へ成長した姿を届ける。【深田雄智】


