昨年末の全日本選手権で4連覇を達成した女子の坂本花織(24=シスメックス)が、貫禄の演技でSP首位発進を決めた。
国際スケート連盟(ISU)非公認大会ながら自己ベストを上回る80・41点をマーク。「(点数が)予想よりはるかに上回って、正直驚きを隠せない」と口元を覆った。全日本選手権ほどは手応えがなかったというが、それでも圧巻の2分50秒だった。
「ゾーンに入った時は曲がゆっくりに聞こえる。今日はそうだった」。冒頭に幅のあるダブルアクセル(2回転半)を決めると、演技後半のフリップ-トーループの連続3回転でも大きく加点。演技構成点でも2位を4点近く上回る37・47点を記録した。
3月に4連覇を目指す世界選手権(米ボストン)が控えるが、この国スポも「1年間の始まりの大会」と重要な競技会として位置付ける。個人3連覇がかかり「大事な試合が続くので、このスタートは幸先がよくなるのではないか」と見通した。
30日にはフリーが行われる。今大会限りで競技を退く同じ神戸クラブの仲間、籠谷歩未とともに兵庫県代表として出場する最後の試合。「最後に立ち会えてうれしいし、兵庫県でいい成績を取って終わりたい。2人で頑張りたい」とうなずいていた。


