バレーボール女子日本代表でSVリーグ姫路所属のアタッカー秋本美空(18)が1日、都内で会見し、今年10月に2025-26年シーズン開幕するドイツ1部リーグのドレスナーSCへレンタル移籍することを発表した。契約期間は8月1日から来年5月末まで。ドイツリーグで通算6度の優勝を誇る強豪で「高校を卒業してから海外に挑戦したい気持ちがあったが、代表を通してもっと通用する選手になりたいという思いで決断した」と思いを語った。

18歳の秋本は、今年1月末に姫路に入団したばかり。レギュラーシーズン10試合26セットの出場だった。入団半年足らずでの異例の決断。その裏にはチーム方針があった。会見に同席した上原光徳社長(64)は「1年間姫路にいないのは残念な思いがあるが、秋本選手は日本の宝。『姫路から世界へ』をスローガンに掲げているので、どんどん挑戦していって欲しい」と説明。海外へのレンタル移籍はチーム史上初となるが、「当然チャレンジしたい選手がいればチャンスを与えたい。チーム強化とのバランスもあるが、監督がオッケーを出せば調整しながらやっていく」とチーム方針を示した。

また、数ある海外リーグの中でもドイツを選択した理由については「若手を育てるのにいいと、(姫路・セリンジャー)監督の一押しがあった」と説明。世界最高峰のイタリアリーグは「レベルは高いが、ミスをするとすぐ代えられてしまう」とし、決断には「じっくり育ててもらえるリーグ」という要素が大きかったことを明かしていた。【勝部晃多】