世界ランキング5位のバレーボール女子日本代表が13日、東京都内の味の素ナショナルトレーニングセンターで22日開幕の世界選手権(タイ)に向けた練習を公開し、石川真佑主将(25=ノバラ)が10年大会以来15年ぶりのメダル獲得を目標に掲げた。

先月末まで行われたネーションズリーグ(VNL)では2年連続の表彰台こそ逃したものの、準々決勝でパリ五輪4位のトルコを破るなどベスト4に進出。昨夏のパリ五輪後にエース古賀紗理那さんが現役を引退するなどメンバーに大きな変更があった中、フェルハト・アクバシュ監督率いる新体制で一定の結果を示した。石川は「どれだけ通用するのか、その経験を積むという意味ではすごく大きかった」と振り返った。

1952年から始まった世界選手権は、五輪に次いで権威のある大会。VNLに増して世界のトップ選手たちが集うことが見込まれるが、石川は「世界バレーでメダル獲得に近づくためにはもう1段階質を上げないといけない。1人1人の意識も徐々に変わってきている」とチームの成熟に手応えがある。この日の練習ではメンバーのポジションでさまざまな選択肢が見られ、「いい準備ができている」とうなずいた。

23日に初戦カメルーン(同44位)戦を迎える2年に1度の大舞台は目前。1次リーグでは2大会連続優勝中のセルビア(同9位)との対戦も控えている。石川は「勝負どころで自分たちがどう攻めていけるか」と引き締めていた。【勝部晃多】