28年ロサンゼルスオリンピック(五輪)追加競技のラクロスで、日本人が初めて世界最高峰リーグへ挑む。ゴーリー伊藤駿(25=KAWASAKI FALCONS)が、22日から行われる米国のプロリーグ「Premier Lacrosse League(PLL)」のトレーニングキャンプに参加する。
PLLは、世界ランク1位米国代表やカナダ代表など、トップ選手が所属する少数精鋭のリーグ。伊藤は3月に神奈川で行われた国際親善試合「KPMG SEKAI CROSSE 2026(セカイクロス)」に出場し、驚異的なセーブを連発。リーグ関係者の目に留まり、契約合意につながった。
18日に羽田空港から出国し、キャンプ地の米ペンシルベニア州へ到着。26日までの5日間、世界トップクラスの約200人が集結するキャンプに参加する。厳しい競争を勝ち抜き、ロースター(登録選手)に選出されれば、5月8日開幕のPLLへの参戦が決定。全8チームで構成され、全米の主要都市をツアー形式で転戦するリーグへの出場権を手にすることができる。
日本初のプロラクロス選手で、元オーストラリア代表の山田幸代氏からは「世界中にPLLに入りたいという夢を持つ選手がいる中、今回伊藤選手がそのチャンスをつかんだのはすごいこと。キャンプでのアピールによってプロ契約につながれば、北米以外にルーツを持つ選手にも希望が広がる。日本選手の成長につながればという思いを持ってセカイクロスという大会を続けてきて、実際にそれが形になっていることに喜びを感じるし、世界のトップに触れることで五輪に向けた強化にもつながっていくと思う」と期待を寄せられた。
ラクロスは28年五輪で、1908年ロンドン大会以来120年ぶりの採用が決まっている。主力としての活躍が期待される25歳が本場でしのぎを削り、日本人初のPLL選手を目指す。


