ラグビーのトップリーグ、神戸製鋼に新加入した元ニュージーランド代表SOダン・カーター(36=ニュージーランド)が3戦ぶりの実戦復帰を果たす。

11日、決勝トーナメント進出が懸かる豊田自動織機戦(13日、金鳥スタ)メンバーが発表され、左太もも裏の負傷で戦列を離れていた世界的スターのスタメン出場が決まった。

カーターは先発予定だった9月29日の宗像サニックス戦(月別)の試合前に左足を負傷。状態については「深刻ではない」とし、外から見守った2試合について「自信を持ってみんなプレーしている。スペースを生かして、トライを取れている。試合だけじゃなく、ハードワークの結果がついてきている」と分析した。

デーブ・ディロン・ヘッドコーチは「パフォーマンスが戻っていてほしいと、自分も願っています」と語りながらも、表情はニッコリ。今季4勝1分けと好調な神戸製鋼に、“役者”が戻ってくる。