ラグビートップリーグヤマハ発動機の清宮克幸監督(51)が29日、都内で記者会見を開いた。自身の監督退任とともに、袋井・エコパスタジアムを拠点とする女性と子どもに特化した総合型スポーツクラブ「一般社団法人アザレア・スポーツクラブ」の設立を発表。女子7人制ラグビーチーム「アザレア・セブン」を創設し、監督はサントリーなどで活躍した元日本代表WTB小野沢宏時氏(44)が就任する。クラブの代表理事を務める清宮氏は「新しいスポーツのあり方を考える組織。トップ選手と地域を結びつけ、食育などもしていきたい」と意欲を示した。

清宮氏は16年から、ラグビーワールドカップ(W杯)の静岡県開催推進委員会特別アドバイザーを務め、その際に県からW杯のレガシー(遺産)のアイデアを求められたことが、クラブ創設のきっかけ。地域がより協力しやすいように、女性と子どもに限定した。「複合的な活動ができるクラブにして、地元の人が支えれば、スポーツ環境が良くなる」と期待した。

「アゼレア-」は3月3日にトライアウトを実施。スポーツクライミングのボルダリングチームなども創設し、競技を増やしていく予定だ。【大野祥一】