早大スケート部のアイスホッケー部員が合宿中に他大学の女子部員らの部屋に侵入した問題で、同部のOB会組織が4日、東京都内で「臨時ホッケー部門会」を開き、中野浩一スケート部総監督が申し出ていた引責辞任を了承した。このOB会組織は、スケート部に関する大学の諮問機関的な存在で、斎藤出氏が務めるアイスホッケー部門の監督交代の方針も決めた。これらの意向を受けて大学側が正式に人事を決定する。
早大広報課によると、1月1日早朝、酒に酔ったアイスホッケー部員1人が、同じ合宿所に宿泊していた関大の女子アイスホッケー部員(マネジャー)らの部屋に侵入し、荷物に触れるなどしたという。
早大スケート部はアイスホッケー、フィギュア、スピードの3部門で構成。ほかの2部門の活動には影響ないという。
中野浩一氏の話 責任を取って辞任する。不祥事の事実を知った時点で辞めると決めていた。
[2006/2/4/16:58]