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  この病気になる理由
 

【第8回】

有効早期発見…検診受診率15%が実情

この病気になる理由

大腸がん(中)

 日本医師会学術企画委員を務める神保勝一・神保消化器内科医院院長は、日本臨床消化器内視鏡研究会として最近、大腸がんのハイリスク・グループを検討しまとめている。

 リスクの高い順から1〜5のグループ分けをし、グループ1は「がん家系(3親等以内にがん患者がいる)の場合」「家族性大腸ポリポーシス」「下血・便潜血反応陽性」「貧血」「大腸に腺腫(せんしゅ)を指摘された場合(ポリープを含む)」「腫瘍(しゅよう)マーカー高値を示した場合」「病的やせ」「腹部不定愁訴(しゅうそ=腹痛、腹部腫瘍、頑固な便秘)」が指摘されている。

 「大腸がんは早期発見ができる病気ですが、検診受診率は全国平均で15%強というのが実情です。大腸がんのハイリスク要素を知ってもらうのも重要と考えています」と神保院長は言う。神保院長が行っている検診結果では、全く自覚症状がない人は1000人に1人、腹痛などちょっとした症状のある人は10人に1人の割合で大腸がんが発見されている、という。

 大腸がんハイリスク・グループ2は「40歳以上の男性、50歳以上の女性」「便通異常(便秘傾向)」。グループ3は「合併症を持つ人」「糖尿病、高脂血症、肥満」。グループ4は「食事の偏食傾向(肉食傾向または菜食を嫌う場合)」。グループ5は「40歳以上で1度も健康診断を受けたことがない場合」となっている。

 がんに限らず病気と体質(遺伝)の関係は、大いに気になる。大腸がんの発生には、遺伝因子よりも環境因子の方が影響は大きいと考えられているが、遺伝的要因が明らかになっている大腸がんもある。

 代表的なものが家族性ポリポーシスと呼ばれるもの。若い時から大腸にポリープが何百個単位以上に出来て、高い頻度でがんが発生する。また遺伝性非ポリポーシス大腸がんは(1)親子などの近親者に大腸がんの人が3人以上いる(2)大腸がん発生が2世代以上にわたる(3)その中に50歳未満で診断された人がいる、の条件がそろうとこの病気と診断される。

 神保院長は「大腸がんは人口の高齢化で死亡率を押し上げていますが、早期発見で治る病気になってきていることを強調したい」と言う。

【ジャーナリスト 小野隆司】

便潜血反応検査

 健診などで行われる基本的な検査。肉眼では分からない便中の血液の有無を調べる。大腸がんの約30%以上が、この検査をきっかけに発見されている。陽性反応があった場合、大腸内視鏡検査、直腸診、注腸造影検査(肛門からバリウムと空気を注入してX線撮影)などを行う。「精密検査を勧められたら必ず受診して欲しい」(神保院長)。
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