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  この病気にこの名医
 

【第80回】

手術よりも生活指導

この病気にこの名医

痔(上)

 外科医の腕や病院の優劣を年間の手術件数で評価しようとする、1つの動きがある。が、逆にそれが評価基準にならない疾患もある。日本では「3人寄れば痔主≠ェ1人」といわれる痔がそれである。

 痔の中で最も患者が多い内痔核でみると、今日、日本の肛門科では約40%が手術。日本の常識、実は世界の非常識で「欧米諸国の手術率はドイツが7%、英国が5・5%、米国が4%です。日本とは1ケタ違い、ほとんど手術をしない状況にあります」と指摘するのは、平田肛門科医院(東京・港区)の平田雅彦院長(51)である。

 ちなみに、平田肛門科医院の手術率は13%、それも7%が「肛門括約筋保護根治手術」で、6%は体にやさしい「ICG併用半導体レーザー照射法」。日本で最も手術の少ない肛門科である。

 日本の痔の患者は「痔はすぐに手術されて痛い!」という間違った印象を強く持っている。だから、我慢できないほど悪化して、初めて受診する。もっと早く受診していれば、これほど手術が多くはならないのでは…という声もある。それを差し引いても、日本の手術は多すぎる。「欧米では生活指導と保存療法が痔の治療の主流になっています。日本もこの点はしっかり欧米にならって安易に手術をするのをやめるべきだと思います」。

 つまり、生活指導が中心になっていく。その点ではまさに痔は生活習慣病と位置づけられる。生活習慣病としての痔の生活指導の要点を、平田院長は3つあげる。

 <1>診断がきちっとついている。

 <2>医師の指導のもとに行う。

 <3>長く続けられる楽しいものである。

 「痔と思っていて大腸がんのケースもあります。だから<1>は重要なのです」。

 “痔は生活習慣病”と考えよう。痔の新時代到来である。

 ▼内痔核 直腸と肛門との接合部は歯が並んでいるようにギザギザしていることから歯状線と呼ばれている。痔核は肛門周囲の動静脈にできた瘤(こぶ)の1種で、内痔核は歯状線より内側にある動静脈叢(そう)が大きくなって垂れ下がったものである。

【ジャーナリスト 松井宏夫】

◆痔の名医◆

 ▽くにもと病院(北海道旭川市)国元正夫院長
 ▽札幌いしやま病院(札幌市中央区)石山勇司院長
 ▽きくた肛門科(仙台市青葉区)菊田信一院長
 ▽野口病院(群馬県高崎市)野口俊昭院長
 ▽渡辺肛門科医院(長野県松本市)渡辺豊昭院長
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