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  この病気にこの名医
 

【第92回】

保存療法で80%の人は改善

この病気にこの名医

腰椎椎間板ヘルニア(中)

 腰痛のみならず、下肢に感覚障害、運動麻痺(まひ)が起きる「腰椎(ようつい)椎間板ヘルニア」。腰椎と腰椎の間にあってクッションの役割をしている椎間板。その中心部のゼリー状の髄核が物理的ストレスで脇へ移動し、はみ出したり、線維輪から飛び出してしまったもの。

 治療には保存療法と手術療法がある。その判断について、東京医科大学病院(東京・新宿区)整形外科の駒形正志助教授(57)は次のように言う。「腰椎椎間板ヘルニアを起こした当初の痛いときには、まずは保存療法を考えます。安静にしたり、消炎鎮痛剤を使用したり、コルセットをしたり、けん引をしたりすることで、80%くらいの方々は痛みなどが治まって改善します」。

 保存療法は大きく5種類に分けられる。

 <1>安静

 <2>薬物療法−内服、外用、神経ブロックなど

 <3>理学療法−(A)けん引療法(B)温熱療法(C)マッサージ、筋力強化

 <4>コルセット

 <5>腰痛体操ほか

 例えば、けん引療法。「腰椎をけん引することで、より深部の筋肉の緊張を和らげるのです。椎間板ヘルニアの方には間欠けん引は効果があります」。

 また、腰椎椎間板ヘルニアの中には、2カ月くらいたつと、出ていたヘルニアが消えてしまうケースがある。「腰椎の後ろに後縦靭帯(こうじゅうじんたい)があり、髄核がそれを突き破っていると、ヘルニアが消退することがあります。その見分けはMRI(磁気共鳴画像装置)検査を行いますと、後縦靭帯がブラックラインとして映ります。このブラックラインを突き破っているか否かが参考になります」。

 ブラックラインを突き破っているとマクロファージ(大食細胞)が異物とみなして、ヘルニアを食べてしまうのである。

 腰椎椎間板ヘルニアは手術が多いと思っている人がいるが、ほとんどは保存療法なのである。

 ▼マクロファージ 大食細胞といって、大型のアメーバ状の細胞で、人間の組織内に分布している。体内に細菌など異物が侵入すると、それを食べて消化してしまう。このほか、細胞の残骸(ざんがい)やがん細胞も処理する。免疫にも大きく関与している。

【ジャーナリスト 松井宏夫】

◆椎間板ヘルニアの名医◆

 ▽埼玉医科大学病院(埼玉県毛呂山町)整形外科・高橋啓介教授
 ▽九段坂病院(東京都千代田区)整形外科・中井修部長
 ▽東京医科大学病院(東京都新宿区)整形外科・駒形正志助教授
 ▽東京医科歯科大学付属病院(東京都文京区)整形外科・四宮謙一教授
 ▽日本大学板橋病院(東京都板橋区)整形外科・徳橋泰明助教授
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