18年平昌五輪男子銀メダルの宇野昌磨(24=トヨタ自動車)が自己ベストの105・46点をマークし、全体2位で9ポイントを獲得した。

演技後の一問一答(1)は以下の通り。

 

「この構成なら、体にキレがなくても滑り切れると思っていた。練習通りの気持ちで臨めた」

「ステファンがいないことで、より練習通り、と言いますか、ただ体にキレがなかった部分であったり。自分でやる限り、僕は自分で、より追い込もうと練習も試合もしますが、コーチいないと、もう一押しは出てこないのかな。これ以上の演技も臨んではいなかったし、ただジャンプ以外の面でもっと表現できたというか、コーチがいたら試合に感情が出せていた。その結果、失敗した可能性もありますが、コーチはもっと成長するには必要不可欠ですね。

--自己ベストの105点台

「何か取りこぼしているなと考えています。キレがなかったので、表現力もスケーティングも伸びてない。スピンも。間違いなく、練習というよりも、朝早い時間帯に体を合わせ切れていない。6分間からジャンプは跳べていたけど、重さを感じていた。個人戦に間に合えばいい。動かなくても基準を上げていく練習を、この大会が終わったらやりたい」