SP8位の羽生結弦(ANA)は4位だった。同2位の鍵山優真(18=オリエンタルバイオ/星槎)が銀メダルを獲得。同3位の宇野昌磨(24=トヨタ自動車)が3位で平昌大会銀に続く2大会連続メダル獲得となった。ネーサン・チェン(米国)がSP1位に続くフリーも首位の完全優勝での金メダルとなった。
羽生結弦、宇野昌磨、鍵山優真がネーサン・チェンに挑む/男子フリー写真特集
順位 | 選手 | SP | フリー | 合計 |
---|---|---|---|---|
1 | ネーサン・チェン | 113.97 | 218.63 | 332.60 |
2 | 鍵山優真 | 108.12 | 201.93 | 310.05 |
3 | 宇野昌磨 | 105.90 | 187.10 | 293.00 |
4 | 羽生結弦 | 95.15 | 188.06 | 283.21 |
5 | チャ・ジュンファン | 99.51 | 182.87 | 282.38 |
6 | ジェーソン・ブラウン | 97.24 | 184.00 | 281.24 |
7 | ダニエル・グラッスル | 90.64 | 187.43 | 278.07 |
8 | エフゲニー・セメネンコ | 95.76 | 178.37 | 283.21 |
9 | 金博洋 | 90.98 | 179.45 | 278.07 |
10 | モリシ・クビテラシビリ | 97.98 | 170.64 | 268.62 |
11 | キーガン・メッシング | 93.24 | 172.37 | 265.61 |
12 | ケビン・エイモズ | 93.00 | 161.80 | 254.80 |
13 | デニス・バシリエフス | 85.30 | 167.41 | 252.71 |
14 | アダム・シャオ・イム・ファ | 86.74 | 163.41 | 250.15 |
15 | マーク・コンドラチュク | 86.11 | 162.71 | 248.82 |
16 | マテオ・リッツォ | 88.63 | 158.90 | 247.53 |
17 | ブレンダン・ケリー | 84.79 | 160.01 | 244.80 |
18 | ウラジーミル・リトビンツェフ | 84.15 | 155.04 | 239.19 |
19 | アンドレイ・モザレフ | 77.05 | 156.28 | 233.33 |
20 | コンスタンチン・ミリュコフ | 78.49 | 143.73 | 222.22 |
21 | ニコライ・マヨロフ | 78.54 | 142.24 | 220.78 |
22 | ドノバン・カリーリョ | 79.69 | 138.44 | 218.13 |
23 | ルーカス・ブリッチギー | 76.16 | 136.42 | 212.58 |
24 | イワン・シュムラトコ | 78.11 | 127.65 | 205.76 |
羽生結弦
(演技構成)4A/4S/3A+3Lo/3F/FCCoSp/StSq/4T+3T/4T+1Eu+3S/3A/ChSq/FCSSp/CCoSp
直前の6分間練習で2度挑戦し転倒した冒頭のクワッドアクセルは着地が決まらず転倒。4回転サルコーも転倒した。トリプルアクセル-3回転ループの予定していた新2連続ジャンプは後半が2回転になった。後半の4回転-3回転トーループの連続ジャンプを着氷。4回転トーループからの3連続ジャンプも着氷した。演技は数秒間、天井を見つめていた。そして深々とお辞儀してリンクを出た。
<公式練習>
宇野昌磨
(演技構成)4Lo/4S/4T+3T/3A/FCSp/ChSq/4F/4T+2T/3A+1Eu+3F/FCCoSp/CCoSp/StSq
冒頭の4回転ループを華麗に着氷。4回転サルコーは両足着氷。4回転-3回転トーループは最初のジャンプでバランス崩し手をつく。トリプルアクセルは着氷した。後半の4回転フリップはバランス崩しそうになるがこらえる。4回転トーループからの連続ジャンプは着氷したが、3連続ジャンプのコンビネーションの最後がシングルになった。
鍵山優真
(演技構成)4S/3Lz/4T+3T/3A+1Eu+3S/CSSp/StSq/4T/3F+3Lo/3A/ChSq/CCoSp/FCCoSp
冒頭の4回転サルコーを余裕もって着氷。3回転ルッツは片手つくも着氷。4回転トーループ、連続ジャンプを着氷。後半の基礎点が1・1倍になる4回転トーループ1オイラー-2回転サルコーの3連続ジャンプや3回転フリップ-3回転ループの連続ジャンプも着氷した。
ネーサン・チェン
(演技構成)4F+3T/4F/4S/CCSp/4Lz/StSq/4T+1Eu+3F/3A/3Lz+3T/CCoSp/ChSq/FCCoSp
冒頭の4回転フリップ-3回転トーループを着氷。4回転フリップ余裕もって着氷。4回転サルコー、4回転ルッツも着氷した。後半の3連続ジャンプの最後がシングルになったものの、その後のトリプルアクセルや連続ジャンプを着氷し会場を沸かせた。演技後は満足げな表情を見せた。
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<出場選手の演技順とSP得点>
グループ1
ルーカス・ブリッチギー(スイス)76.16
アンドレイ・モザレフ(ROC)77.05
イワン・シュムラトコ(ウクライナ)78.11
コンスタンチン・ミリュコフ(ベラルーシ)78.49
ニコライ・マヨロフ(スウェーデン)78.54
ドノバン・カリーリョ(メキシコ)79.69
グループ2
ウラジーミル・リトビンツェフ(アゼルバイジャン)84.15
ブレンダン・ケリー(オーストラリア)84.79
デニス・バシリエフス(ラトビア)85.30
マーク・コンドラチュク(ROC)86.11
アダム・シャオ・イム・ファ(フランス)86.74
マテオ・リッツォ(イタリア)88.63
グループ3
ダニエル・グラッスル(イタリア)90.64
金博洋(中国)90.98
ケビン・エイモズ(フランス)93.00
キーガン・メッシング(カナダ)93.24
羽生結弦(ANA)95.15
エフゲニー・セメネンコ(ROC)95.76
グループ4
ジェーソン・ブラウン(米国)97.24
モリシ・クビテラシビリ(ジョージア)97.98
チャ・ジュンファン(韓国)99.51
宇野昌磨(トヨタ自動車)105.90
鍵山優真(オリエンタルバイオ/星槎)108.12
ネーサン・チェン(米国)113.97