リオデジャネイロ・パラリンピック陸上女子400メートル(切断などT47)銅メダルの辻沙絵(23=日体大大学院)が9日、一般男性と1月28日に結婚したことを発表した。

 辻は大学側を通じてファクスで「予てからお付き合いしておりました一般男性と1月28日に入籍致しました」と報告。今後については「より一層、競技、学業に励み、2020年東京パラリンピックへ向け精進して参ります」などとつづった。コメントの末尾には「重本沙絵」と新しい名字も記されていた。

 昨年4月に日体大から同大学院に進学。現在は将来の夢である高校の体育教師を目指し、主にパラアスリートとその保護者に着目したコーチング論を学んでいる。昨年7月の世界選手権では銅メダルを獲得した。