男子リカーブ個人では、長谷川貴大(日本テレビ)が2008年北京大会以来3大会ぶりとなるパラリンピック代表の座をつかんだ。

普段は「news zero」のスポーツコーナーでディレクターを務める裏方の存在だが、試合後には報道陣に囲まれて立場が逆に。「こうやって囲まれて話をするのは、選手たちも緊張するだろうなと思いました」と驚きを交えつ、1つ1つの質問に丁寧に答えていた。

アスリートフードマイスターを取得するなど日頃から協力を惜しまない妻の紗欧里さんの存在に感謝。会場にも足を運びサポートに努めた妻の存在は何よりも心強いといい「僕がよく緊張するので、落ち着かせてくれる」。晴れてパラリンピック代表となり、夫婦で喜びを分かち合っていた。