国際車いすバスケットボール連盟は9日、東京パラリンピックの男子MVPに、日本代表の鳥海連志(22=WOWOW/パラ神奈川SC)が選出されたと発表した。インスタグラムによる投票で決まった。

鳥海は自身のインスタグラムに、「大会を開催していただいたこと 大会に参加できたこと メダリストになれたこと これまで繋いで来た日本代表全員が最高のチームだと証明できたこと プラスαがMVP…とてもとても嬉しく光栄です」と感謝した。

鳥海は前回大会に続いて2度目のパラリンピック出場となった東京大会で、成長した姿を披露。1試合平均10・5得点、10・8リバウンド、7・アシストと活躍した。その華やかなプレーぶりから、バスケ漫画の名作「スラムダンク」の登場人物になぞらえ、「車いすバスケ界の流川楓(るかわ・かえで)」などと話題を集めた。