日本選手団のトップを切り、手倉森ジャパンが1次リーグ初戦でナイジェリアと対戦したが、手痛い黒星発進となった。

1次リーグ第2戦は7日午後9時(日本時間8日午前10時)から、同じマナウス・アマゾニア・アリーナでコロンビアと対戦する。

【前半】

 ナイジェリアのキックオフでスタートした試合は、序盤から激しく動いた。

 最初にチャンスを迎えたのは日本。3分にDF藤春のクロスをMF大島が合わせるもGKにセーブされた。しかし7分に日本が失点する。ナイジェリアFWエゼキルに左サイドを突破されシュートを許す。GK櫛引がはじくが、詰めてきたFWウマルに左足で難なく決められ先手を奪われた。

 日本はすぐに反撃。9分。ペナルティエリア内でFW南野が倒されて得たPKを、FW興梠が冷静に右足で決めて同点に追い付く。だが2分後の11分に日本は2失点目。ナイジェリアDFシェフの右サイドからのクロスをDF室屋がクリアしそこねると、MFエテボに左足で豪快に決められた。その2分後、日本が再び追い付く。13分FW興梠、MF大島とダイレクトでつなぎ、大島のスルーパスに抜け出したFW南野が、左足で冷静に相手GKの股を抜くシュートを決め2-2の同点。序盤から目まぐるしく試合は動いた。

 15分すぎから試合は落ち着く。引きながらもコンパクトに守る日本に対し、ナイジェリアは勝負どころでは個人技と身体能力の高さを見せ、日本はひやりとさせられた。42分、日本は痛恨の3失点目を喫する。ミスからボールを奪われるとMFエテボのシュートを植田がクリア仕切れず、再びエテボに押し込まれた。

2-3と日本は1点リードを許して前半を終えた。

【後半】

 ハーフタイムでの選手交代はなし。日本のキックオフで後半スタート。

 日本はいきなりピンチを迎える。ミスからボールを奪われると、ナイジェリアFWウマルをDF塩谷が倒してナイジェリアがPKを獲得。6分にMFエテボが冷静に決めてハットトリック。2-4と2点リードを許した。

 8分、日本はMF原川に代えてFW浅野を投入して、浅野と興梠の2トップへ。後半の中盤、日本はパスミスが目立ちセカンドボールが拾えず攻撃のリズムが作れない。

 21分に日本は大きな5失点目を奪われる。中盤でナイジェリアMFミケルにボールを奪われる。クロスはなんとかGK櫛引がクリアするが、MFエテボにダイレクトで蹴り込まれ2-5。エテボは4点目。

 25分、日本が反撃の3点目。オーバーラップしたDF藤春のクロスをFW浅野が左足ヒールで流し込んだ。25分日本はFW興梠に代えてFW鈴木を、31分にはMF中島に代えてMF矢島が投入された。

 終盤は落ち着いてボールを回すナイジェリアに対し、ロスタイムにFW鈴木が左足で1点差に迫るゴールで一矢を報いたが、手倉森ジャパン発足以来、最多の5失点で完敗。痛恨の黒星発進となった。