【大阪発】勝部晃多が見た「スイハン」と「りくりゅう」の共通点、愛されペアの魅力とは

フィギュアスケートペアで22年北京五輪金メダリストの中国の隋文静(スイ・ウェンジン)韓聡(ハン・ツォン)組が、グランプリ(GP)シリーズ第3戦中国杯に続き、第4戦NHK杯でも銅メダルを獲得しました。ミラノ・コルティナ五輪シーズンの今季、電撃復帰を果たした個性派ペアが、復活の歩みを進めています。

シリーズ第3戦スケートカナダから、新企画として通常の記事ではなかなかお伝えできない「こぼれ話」をお届け中。「スイハン」の個性が表れたインタビューの様子を、現地取材ならではの視点を交えながらショートコラムとして紹介します。

フィギュア

<フィギュアスケート:GPシリーズ第4戦NHK杯>◇大阪・東和薬品RACTABドーム

ペアフリーの演技を終え、声援に応える隋文静(左)、韓聡組(撮影・前田充)

ペアフリーの演技を終え、声援に応える隋文静(左)、韓聡組(撮影・前田充)

楽観的な隋とちょっと神経質な韓

私はこれまで、世界王者の「りくりゅう」こと三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)の取材で何度も笑わされてきました。

2人のユニークな掛け合いが、唯一無二でおもしろいからです。しかし今大会、それに匹敵する〝強キャラ〟に出会いました。

中国の隋文静(スイ・ウェンジン)韓聡(ハン・ツォン)組。ミラノ・コルティナ五輪シーズンの今季、電撃復帰を果たした22年北京五輪金メダリストです。

日本では「スイハン」として知られるペア界の第一人者。中国では「ネギバケツ」コンビとして親しまれています。

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スポーツ

勝部晃多Kota Katsube

Shimane

島根県松江市生まれ。2021年4月入社。高校野球の神奈川担当などを経て、同年10月からスポーツ部に配属。バトル班として新日本プロレスやRIZINなどを担当し、故アントニオ猪木さんへの単独インタビューや武藤敬司氏の引退試合、那須川天心―武尊などを取材した。 23年2月から五輪班に移り、夏季競技はバレーボールを中心に担当。同年秋のW杯や24年夏のVNLなど。冬季競技はフィギュアスケートをメインに務め、全日本選手権は2年連続で取材中。X(旧ツイッター)のアカウントは「@kotakatsube」。