【大阪発】藤塚大輔が見た 佐藤駿の「確認作業」公式練習全ジャンプから見えたもの

フィギュアスケート男子の佐藤駿(21=エームサービス/明治大)が、2季連続でGPファイナル進出を決めました。ショートプログラム(SP)2位で迎えたフリーで自己ベストの189・04点をマーク。合計285・71点で総合2位となり、フリーのみの得点では優勝した鍵山優真を0・38点上回りました。

本人と日下匡力コーチは、安定感の要因に練習を挙げます。記者は今大会のSPとフリーの公式練習の全ジャンプをメモしながら、佐藤の“確認作業”に迫りました。

第3戦スケートカナダからの新企画として、通常の記事ではなかなかお伝えできない「こぼれ話」をお届け中。佐藤の安定感の要因が垣間見えた場面を、コラム形式で紹介します。

フィギュア

<フィギュアスケート:GPシリーズ第4戦NHK杯>◇大阪・東和薬品RACTABドーム

男子フリーを終えた佐藤(右)の得点を確認しガッツポーズする日下コーチ(撮影・前田充)

男子フリーを終えた佐藤(右)の得点を確認しガッツポーズする日下コーチ(撮影・前田充)

日下コーチが強調した“確認作業”

佐藤の演技が終わってから30分ほど。

報道陣の質問に丁寧に応じ続ける日下が、ひときわ力を込めた言葉があった。

「伝わりにくかったら申し訳ないんですが、僕と駿とでいろいろと話しているのは、練習じゃなくて、確認をしているんです」

練習じゃなくて、確認をしている―。

男子フリーに臨む佐藤(左)とグータッチを交わす日下コーチ(撮影・前田充)

男子フリーに臨む佐藤(左)とグータッチを交わす日下コーチ(撮影・前田充)

本文残り86% (2901文字/3382文字)

岐阜県不破郡垂井町出身。2022年4月入社。同年夏の高校野球取材では西東京を担当。同年10月からスポーツ部(野球以外の担当)所属。
中学時代は軟式野球部で“ショート”を守ったが、高校では演劇部という異色の経歴。大学時代に結成したカーリングチームでは“セカンド”を務めるも、ドローショットに難がある。