ボートファンのみなさんは、SGグランプリ(GP)のシステムに不満はありませんか? 記者はどうしても改善して欲しい点がある。トライアル(TR)1stの得点についてだ。

TR1st・得点表
TR1st・得点表

昨年のTR1st1回戦12Rで石野貴之、池田浩二が転覆失格した。両者とも、別表の通り、得点は「0」。例年、TR1stのボーダーは2走21点前後。1走目が「0」になった瞬間、自力ではボーダーに届かず、2人のGPは終わった。

この転覆が両者のミスであるならば、仕方がない。しかし、前本泰和の妨害によるあおりを受けたもので、選手責任外の判定だった。回避不能な事故に巻き込まれ、1億円を目指した戦いが終わる…。こんな残酷なことってあり? 同じような事例は、19年のTR1st1回戦12Rでも起こった。危機回避能力はレーサーにとって大事な要素だが、この事態を、そんな考え方で割り切るのは難しい。

そこで、TR1stに限り、選手責任外の失格に対して、6着と同じ「7」点を与えるのはどうだろう。完走した選手と不完走の選手が同じ得点になるが、そもそも、グランプリの勝ち上がりシステムは異質。例外的な措置があってもいい。

約1600人の中で、上位18人に入った選手が、むなしい形で1年を終えるようなシステムだけは、どうか、変更を願いたい。