岡山支部には、寺田千恵や田口節子をはじめ、守屋美穂、土屋南、堀之内紀代子ら、強い女子レーサーが多い。そんな中、急成長中なのが128期の藤原早菜(22)だ。

著しい成長がうかがえる藤原早菜(本人提供)
著しい成長がうかがえる藤原早菜(本人提供)

デビュー初勝利は今年5月児島の一般戦(デビューから約1年11カ月、出走回数335走目)。同節では初3連勝、初準優進出と破竹の勢いだった。元々、連には良く絡んではいたが、初1着を取って以降、7月住之江一般戦まで50走中、1着8本、2着8本、3着10本と、さらに上位着に入るようになっている。

新鋭ながら急に覚醒した理由が気になり、彼女に一問一答で質問に答えてもらった。


-上位着に絡められるようになった理由は

藤原 いいエンジンに助けられていると思いますが、いろんな先輩方が教えてくださっていることは、ひとつひとつがとても大きいと思います。ターン時のハンドルやレバー操作はレースをしていく中で感覚が分かり出したのかなと思います。道中の走り方も少し周りが見えてきたかなと思います。でも、引き波への対処はまだまだ未熟です。

-デビュー初勝利までに意識していたことは

藤原 今も変わらず「最後まで諦めないで走る」です。6着で走っていたとしても、ゴールまで諦めていません。

-最近選手として気を付けていることは

藤原 新人の仕事がまだまだできていないことが、たくさんあるので動けるようにすることです。それに加えて自分の整備やペラ調整をしながら周りを見られるようにすることです。

ずっと体重管理ができていなくて重かったのですが、技術を磨いてカバーできるようにしようと開き直ったらなぜか落ちてきたので、コンディション含めてこれからも気を付けていきたいです。

-得意とするコースはあるか

藤原 まだ得意と言えるコースも技もあるとは言えませんが、握るのが不得意な分、差しが決まっているように思います。

-次の目標、それに向けて行っていることは

藤原 まずは毎節準優に乗ること、次に優出すること、走る位置の判断を間違えず、A級に上がってさらに上を目指します。

彼女はデビュー当初から、一部のベテラン選手から「あの子はターンがうまい」「すぐに記念に乗るだろう」と評価されていた。元々、強さの片りんは見せていたのだろう。優出もそう遠い未来ではなさそうだ。

ぜひ、岡山支部を盛り上げる選手の1人として、飛躍してほしい。【前原一樹】